粉瘤が赤い時とは?

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ここでは、「粉瘤が赤い時」
についてお話します。

 

粉瘤の患部が赤い腫れを伴い始めたら?

 

粉瘤は普段は皮膚と同じような色をしていて、
ちょうど中央の部分だけが
黒い点のようなものが見えます。

 

しかし炎症を起こし始めると、
粉瘤は赤い腫れを伴いながら
痛みも生じ始めるのです。

 

そこで今回は、粉瘤が赤い腫れを
伴い始めた時の対処法など
についてまとめてみました。

 

粉瘤が赤い腫れを
伴い始める時ってどんな時?

 

粉瘤は、普段は赤い色でもなく
腫れてもいないのですが、

 

ひとたび炎症を起こし始めると
赤い腫れを伴いながら痛みが出始めてきます。

 

粉瘤が赤く腫れてくる原因は、
細菌感染にあります。

 

細菌が粉瘤内に侵入したことによって
炎症を起こし始め、次第に赤い腫れと共に
痛みが出てくるのです。

 

この状態を炎症性粉瘤と言います。

 

粉瘤は、見た目はドーム状に少し
盛り上がりがあるしこりのようなもので、

 

その中央部分にへそと呼ばれる
黒い点(開口部)があります。

 

この黒い点(開口部)から
細菌が侵入してくるのです。

 

細菌が侵入すると粉瘤自体もそうですが、
その周囲の皮膚も一緒に赤く腫れ始めます。

 

炎症がひどくなってくると、
粉瘤の膿疱と呼ばれている袋自体が

 

破裂してしまい、膿が
どんどんたまり始めてくるのです。

 

この状態を膿瘍(のうよう)と言うのですが、
膿瘍にまで症状が悪化すると、

 

粉瘤はかなり赤く腫れあがり、
耐え難い猛烈な痛みに襲われるのです。

 

実はこの状態になるまで粉瘤を
放置してしまっている人も少なくないんですね。

 

ですが、なるべくなら少しでも早く
治療を開始することが一番ですので、

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患部が赤く腫れ始めたら、
なるべく早く病院に行くようにしましょう。

 

粉瘤が赤い腫れを伴い始めた時の対処法は?

 

粉瘤が赤い腫れを伴い始めると、
それはもうまさに炎症が始まった
サインだと考えましょう。

 

ですので、なるべく早く病院で診察を受けるか、
応急処置として抗生物質入りの
塗り薬で炎症を抑えてみましょう。

 

炎症が軽い状態であれば、抗生物質などの
飲み薬や塗り薬で炎症を
鎮めることができます。

 

しかし炎症がひどい場合には、
抗生物質だけではあまり効果が
得られないこともあります。

 

そんな時は皮膚を切開して、
中に溜まっている膿を全て
取り出さなければなりません。

 

切開となればもちろん傷跡も残りますし
痛みも伴いますので、少しでも炎症が

 

軽い状態のときに
病院を受診するようにしましょう。

 

なお、中に溜まった膿を全て取り出したから
と言って完治するわけではありません。

 

膿を全て取り出し、炎症が鎮まった後で
完治させるために
手術を行うことになるのです。

 

そのため、炎症の度合いがひどい人は、
膿を取り出すための皮膚切開と

 

完治させるための手術、
2回の手術を受けることになるのです。

 

このように、粉瘤が赤い腫れを伴い始めたら、
炎症を起こし始めたと思って
すぐにでも病院を受診してください。

 

炎症が進めば進むほど、
もちろん腫れも痛みもひどくなり始めます。

 

抗生物質入りの市販薬は、
あくまでも応急処置でしかありませんので、

 

なるべくなら病院で
診てもらうようにしましょう。

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