粉瘤はエコーでわかるの?

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ここでは、「粉瘤はエコーでわかるのか」
についてお話します。

 

粉瘤は、皮膚にできる良性の腫瘍です。

 

それ自体には痛みは無いので、
放置してしまいがち。

 

オデキやニキビと勘違いする事もしばしばです。

 

そんな粉瘤は、エコー検査で
わかるものなのでしょうか?

 

そこで今回は、粉瘤はエコーで
わかるかどうかについて紹介します。

 

粉瘤について

 

粉瘤は、皮膚の下にできた袋状の構造(嚢腫)に、
皮膚の老廃物が溜まって
こぶのようになったものです。

 

中には正常なら皮膚から剥がれ落ちるはずの
角質と皮脂が溜まっています。

 

小さくなることは通常なく、
大きさは変わらないゆっくり
大きくなっていきます。

 

外傷によって手のひらや
足の裏にできることがあり、
20〜30歳代で見つかる事が多いです。

 

皮膚の良性病変で最も多いものの一つです。

 

粉瘤の検査、診断

 

粉瘤は、症状の問診と
皮膚の状態の診察から診断されます。

 

見分けるべき他の病気としては、

 

・皮様のう腫
・側頚のう腫

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・正中頚のう腫
・耳前瘻孔
・外歯瘻

 

などがあります。

 

また診断がつかない場合は、
より詳しい検査で見分けるようになります。

 

具体的には、

 

・超音波検査…腫瘤(こぶ)の中身を調べる

 

・CT検査 …腫瘤(こぶ)の大きさや位置を調べる

 

・MRI検査 …腫瘤(こぶ)の大きさや
      中身や位置を詳しく調べる

 

・生検…組織の一部を採って
    腫瘤(こぶ)の原因を調べる

 

などが行われます。

 

粉瘤のエコー

 

粉瘤には、2種類あります。

 

表皮の迷入により嚢胞を形成した真性粉瘤と、
毛嚢や皮脂腺などの開口部の閉塞による
排泄障害が貯蔵嚢胞として生じた仮性粉瘤です。

 

顔面、頭部、頸部、背部などにみられます。

 

超音波像では、内部エコーを使った
充実部分を示し、後方エコーの
増強が特徴的な像となります。

 

このように、粉瘤は
エコー検査でもわかるのです。

 

エコーで検査する場合は、
粉瘤をより詳しく調べる時なのです。

 

きちんと検査をして、
治療をしていってくださいね!

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