粉瘤腫の手術の費用とは？
ここでは、「粉瘤腫手術の費用」
についてお話します。
粉瘤腫は身体のどの部分にも
発生する可能性がありますが、
良性腫瘍ですので放っておいても
命に関わるわけではありません。
ただ、顔や首などといった
比較的目立つ部位にできてしまうと
見た目の問題からすぐにでも手術をしたい
という方も多いかと思います。
また粉瘤は基本的には症状が
無いものですが、細菌が入り込むと
炎症を起こして酷い痛みが生じる場合もあり、
このような時も医師から粉瘤の摘出を
勧められるケースが多くなります。
しかし手術と言われると少し
不安に感じてしまいますよね…。
いったいどのような
方法があるのでしょうか？
また、実際の手術にかかる費用は
どのくらいなのでしょうか？
今回は、粉瘤腫の手術について
いくつかの気になる疑問の
答えをまとめました。
粉瘤腫の手術ってどんなことをするの？
粉瘤は基本的には放置していても
問題の無いものですが、
決して自然には治りません。
したがって発生した部位によっては
すぐに手術を勧められることもありますし、
炎症を起こして腫れている場合に
治療する方法も最終的には
手術しかありません。
炎症が起こっている場合には
薬である程度症状を
抑えることもできますが、
腫れが治まったあとに
摘出しておかないと
何度でも再発する恐れがあります。
粉瘤は皮下組織に袋状のものができて
その中に老廃物が溜まって
しまったものですから、
いくら中身の老廃物を排出しても
袋ごと取り除かないと完治しないのです。
手術というと不安に感じてしまいますが
方法は大きく分けて二種類あり、
どちらも部分麻酔で行なう簡単な術式です。
ひとつは
「小切開摘出術」
で、現在皮膚科で行われている
もっともポピュラーな方法です。
粉瘤を小さく切開して
袋ごと摘出してしまいます。
もうひとつは比較的新しい方法で、
「くりぬき法」
と呼ばれるものです。
穴あけパンチのようなメスで
粉瘤に穴を開けて中身の老廃物を排出し、
その後に袋を取り出す方法です。
粉瘤のできた場所や大きさにもよりますが、
小さいものなら５分程度で終了して
特に縫合の必要も無いものもあります。
粉瘤腫の手術にかかる費用
まず保険診療か自由診療かによって
費用は大きく異なりますが、
ここでは一般的な保険診療の
手術費用について解説します。
保険診療による粉瘤の手術は、
発生した場所が顔面や頭部、
頚部、腕の肘から指先、
足の膝から足先までといった
「露出部」と「露出部以外」
で保険点数が変わってきます。
またその他にも粉瘤の
大きさによって分けられます。
具体的な皮膚、皮下腫瘍摘出術の
点数について紹介します。
・露出部の直径２センチ未満
＝１６６０点
・露出部の直径２センチ以上、
４センチ未満＝３６７０点
・露出部の直径４センチ以上
＝４３６０点
・露出部以外の直径３センチ未満
＝１２８０点
・露出部以外の直径３センチ以上、
６センチ未満＝３２３０点
・露出部以外の直径６センチ以上
＝４１６０点
保険点数は１点＝１０円ですので
実際の費用は３割負担の場合、
これらの保険点数×３となります。
例えば、露出部の直径２センチ未満の
粉瘤を摘出する手術を受けた場合、
１６６０×３＝４９８０円
が自己負担額となります。
しかしこれはあくまで手術自体の
費用となりますので実際にはさらに
初診料や再診料、検査代や
薬代などが加算されます。
粉瘤の手術方法や費用について
もっと詳しく知りたい場合は
医療機関で相談してみましょう。
・・・というわけで、
あなたもこのカテゴリーの記事を読んで
粉瘤の「手術」関係
について、学習して下さいね！
粉瘤腫手術の費用とは？記事一覧
ここでは、「粉瘤手術は何科でするのか」についてお話します。粉瘤の手術って何科でするの？皮膚に出来たニキビに似たしこりのようなものは、粉瘤の可能性が高い傾向にあります。では、粉瘤が出来た時には何科をを受診すれば良いのでしょう？今回は、粉瘤が出来た時に受診する病院についてまとめてみました。粉瘤が出来た時、何科を受診すれば良いの？粉瘤は皮膚に出来るものですので、皮膚科を受診する人も少なくありません。皮膚...
ここでは、「粉瘤の麻酔は痛みがあるのか」についてお話します。粉瘤は、皮膚にできる良性の腫瘍です。誰にでも、皮膚にどこにでもできる可能性のあるもので、手術で取り除かないと完治はしません。そのため、粉瘤の状態などにもよりますが、一般的には手術治療が行われます。しかし、手術というと気になるのがその痛みではないでしょうか。特に麻酔は痛いと耳にすると、恐ろしくなってしまいますよね。そこで今回は、粉瘤の麻酔の...
ここでは、「粉瘤は全身麻酔で手術する事もあるのか」についてお話します。粉瘤は良性の腫瘍ですが、摘出手術を受けないと完治する事はないものです。しかし、大抵の場合は外来で手術を受け、２０分前後で終わる簡単な手術です。入院する必要がなく、あっという間に終わってしまったという声をよく聞くのではないでしょうか。麻酔も局所麻酔で行われる事が多いです。しかし、時に全身麻酔で行われる場合もあります。自分が、粉瘤の...
ここでは、「粉瘤手術は保険適用されるのか」についてお話します。粉瘤を手術で取り去る場合、保険は適用されるの？粉瘤は、自然治癒が難しいため、手術で全て取り去ることが大切です。手術と聞けば気になるのがその費用ですよね。そこで今回は、粉瘤の手術には保険は適用されるのかどうかについてまとめてみました。粉瘤の手術は保険は適用されるの？粉瘤を完治させるために皮膚科や形成外科で手術を受ける時、手術費用が気になっ...
ここでは、「粉瘤手術で保険適用外はあるのか」についてお話します。粉瘤の手術を行う場合、保険適用は可能なの？粉瘤の治療で手術を受ける場合、気になるのが保険適用内なのかどうか？そして具体的には費用はどれぐらいなのか？ですよね。そこで今回は、粉瘤の治療を受ける場合は保険適用内なのかどうか、治療費などについてまとめてみました。粉瘤の手術を受ける場合、その費用は保険適用内なの？「粉瘤 手術 保険」でもお話さ...
ここでは、「粉瘤手術の金額」についてお話します。粉瘤を摘出する手術って金額はどれぐらいするの？粉瘤の治療で手術を受けるとなれば、気になるのがその手術の金額ですよね。そこで今回は、粉瘤の摘出手術にかかる金額についてまとめてみました。粉瘤の摘出手術の金額は？まず、粉瘤の摘出手術の金額は、病院によっても違ってくることを覚えておきましょう。と言うのも、粉瘤の手術には保険適用内での手術と、保険適用外の自由診...
ここでは、「粉瘤手術の料金や値段」についてお話します。粉瘤は比較的小さなものや目立たない場所に発生したものなどはしばらく様子をみることもありますが、顔や首などにできてしまった場合や日常生活に支障をきたすほど大きな粉瘤が生じた場合にはすぐに手術を勧められることがあります。基本的に粉瘤は自然治癒することがありませんので、どんな小さなものでも完治させるには手術が必要です。しかし手術となるときっと様々な不...
ここでは、「粉瘤手術の費用で生命保険は給付されるのか」についてお話します。粉瘤の治療には手術が必要となる場合があります。粉瘤は皮下組織に袋状のものが発生して、内部に皮脂や角質などといった老廃物が溜まってしまったものです。完治させるには、手術でこの袋ごと摘出しなければなりません。方法は「小切開摘出術」や「くりぬき法」などがありますが、どちらも基本的には部分麻酔で行なうことができて入院の必要もない簡単...
ここでは、「粉瘤手術で失敗した時」についてお話します。粉瘤は皮下組織に何らかの原因によって袋状の嚢胞が発生し、中で皮脂や角質といった老廃物が溜まったものです。小さいものは数ミリ程度ですが大きなものは数十センチにもなります。したがって大きなしこりのようになることもありますが基本的には良性腫瘍に分類されるものですので心配ありません。ただ、放っておくと細菌が侵入して炎症を起こして痛みを感じたり、腫れたり...
ここでは、「粉瘤手術で入院する事なんてあるのか」についてお話します。粉瘤は身体中至るところに発生することのある良性腫瘍ですが、時間が経過しても自然治癒することはなく根治させるには手術が必要です。しかし手術と言われるとちょっと不安に感じてしまいますよね。粉瘤の手術はどんなもので、入院などは必要なのでしょうか？今回は粉瘤の手術に対する心配が少しでも解消されるように詳しく解説していきたいと思います。粉瘤...
ここでは、「耳裏の粉瘤の手術」についてお話します。粉瘤は、どこにでもできる可能性のあ良性腫瘍。特に顔や首、耳、背中に出来やすいと言われています。そんな粉瘤が耳裏に出来た場合、とても気になるのではないでしょうか。特に炎症を起こしたり、巨大化したりするとつらいですよね。手術を行うとしても、どのようにするのか不安に感じるでしょう。そこで今回は、耳裏の粉瘤の手術について紹介します。耳裏にでき粉瘤の症状と原...
ここでは、「背中の粉瘤の手術費用」についてお話します。背中に粉瘤ができると発見が遅れがちになることから、痛みを伴い始めてから気付く人も少なくありません。そのため、背中の粉瘤に気が付いた時には炎症を起こしてしまっていることが多く、手術時期が遅れることも多々あります。では、背中にできた粉瘤の手術費用はどれぐらいかかるのでしょう？そこで今回は、背中にできた粉瘤を取り除く手術を受けた時の手術費用についてま...