粉瘤が顔の薬とは?

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ここでは、「粉瘤が顔の薬」
についてお話します。

 

粉瘤は、皮膚であればどこにでも
できる可能性のある、良性腫瘍です。

 

そのため、時に顔に粉瘤ができる事もあります。

 

最初は小さいものが多いので、
ニキビと間違えやすく
放置してしまう事も多いです。

 

しかし、少しずつ大きくなる粉瘤は、
顔にあると気になって仕方がないはずです。

 

だからと言って、

 

「手術で顔にメスを入れるのは不安…」

 

という方も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、
顔の粉瘤への薬について紹介します。

 

粉瘤とニキビの違い

 

顔にできる粉瘤とニキビは、
とてもよく似ています。

 

しかし、治療法は全く違うため、
正しい判別をしないと治癒が
遅れる原因となってしまいます。

 

違いとしては、

 

・表面

 

…粉瘤には、開口部と言われる
ごく小さい穴があいています。

 

見た目は黒い点状に見えて、
「おへそ」などとも呼ばれます。

 

しかしニキビには、この開口部はありません。

 

・触り心地

 

…粉瘤は、皮膚の中にできた
嚢胞の中に、老廃物が溜まって膨らみます。

 

そのため、皮膚の表面から
指でつまめるようなしこりが出来ます。

 

ニキビの場合もしこり状になる事はありますが、
指でつまめる状態にはなりません。

 

・大きさの変化

 

…粉瘤は、嚢胞に老廃物が溜まって
膨らみますが、開口部が塞がっているので
どんどん大きくなります。

 

・臭い

 

…粉瘤に内容物は、垢や皮脂などの老廃物です。

 

そのため、
臭いにおいを感じる場合があります。

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などが挙げられます。

 

顔にできた粉瘤の治療薬

 

粉瘤は、顔に限らず治療のメインは
外科的治療、つまり手術になります。

 

しかし、炎症が起きている状態の場合は、
まずは炎症を抑える治療が優先されます。

 

膿が多ければ、
小さく切開して膿を排出させます。

 

軽い場合は、
抗生物質の内服で炎症を抑えます。

 

顔の粉瘤が炎症を起こしている場合は、
抗生物質が処方されるのです。

 

炎症が治まった段階で、
今後の手術治療が必要か検討されます。

 

基本的には、嚢胞を切除にない限り、
自然治癒をする事はあり得ません。

 

そのため、手術で
嚢胞を取り除く事が推奨されます。

 

治療の跡

 

手術治療をして、気になるのが
その後の傷跡ではないでしょうか。

 

手術治療後に傷跡が目立たなくなるのは、
正常な経過でも1年以上かかると言われています。

 

それまでは、赤みや色素沈着が残ったり、
傷が平らではなかったりと、
見た目にわかる状態になります。

 

中には、体質によって肥厚性瘢痕という、
いわゆるケロイド状になってしまう事もあります。

 

ケロイド状になってしまうと、
更にケロイドの治療も

 

行わなければならないので、
治療に時間がかかる可能性があります。

 

治療するにあたって、
このようなリスクも理解した上で
じっくり治す事が大切なのです。

 

このように、顔の粉瘤も
基本的な治療法は手術となるのです。

 

薬の服用は、炎症を抑える時に
抗生物質が使用されます。

 

「薬で治せたら…」

 

と考える方も多いでしょうが、
粉瘤が大きくなってしまうとそれだけ
傷跡も大きくなってしまいます。

 

できるだけ小さいうちに、
手術を受けることをオススメしますよ!

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