粉瘤で顔の手術費用とは？
ここでは、「粉瘤で顔の手術費用」
についてお話します。
粉瘤は、体中のどこにでもできるのですが、
特に顔は出来やすい場所でもあります。
では、顔に粉瘤が出来た時に手術で
摘出する費用はどれぐらいかかるのでしょう？
今回は、顔に粉瘤が出来た時の
手術費用などについてまとめてみました。
粉瘤が顔に出来た時の手術ってどんな手術？
その費用は？
粉瘤は、顔やおしり、耳たぶや脇の下などに
出来やすいのですが、顔に出来ると
目立ってしまいますよね。
しかも顔に出来た粉瘤はニキビとも
間違われやすいため、そのまま放置して
しまって大きくなってから
気が付く人も多数います。
しかし粉瘤は、大きくなってしまった後で
手術を行えば、それだけ
傷跡も大きく残ってしまうんですね。
ですから、なるべく小さいうちに
手術で取り除くことが大切なのです。
では、顔に出来た粉瘤は、
どのような手術法で取り除くのでしょう？
顔にメスを入れるとかえって
傷跡が目立ってしまうことから、
顔に出来た粉瘤は、切開せずに
「くりぬき法」
と呼ばれる方法で、皮膚に小さな
穴を開けて手術を行います。
その小さな穴から、粉瘤の中身
（袋状のものも全て）を取り出す方法です。
この方法で行うと、手術の傷跡は
５ｍｍ以下で済むことから、
術後１年ほど経てばその傷跡も
さほど目立たなくなっていきます。
ただ、全ての病院でくり抜き法を
行っているわけではありません。
そのため、手術前に手術方法を確認し、
もしくりぬき法以外の方法で
手術を行う場合には、
顔に残る傷跡の確認をしておくと良いでしょう。
なお、くりぬき法にかかる手術費用は、
もちろん粉瘤の大きさや病院によっても
異なってくるのですが、
およその目安として２ｃｍ以下なら
５０００円前後だと考えて下さい。
２ｃｍから４ｃｍであれば、
１万から１万２０００円程度でしょう。
費用は病院によっても違ってきますし、
粉瘤の大きさによっても違ってきます。
その他にも、別途薬代や検査費用が
掛かる場合もありますので、
事前に医師に確認しておくと良いですね。
粉瘤を予防する方法ってあるの？
粉瘤は、一度出来ると同じ場所や
他の場所にまた出来る可能性が高いため、
一度出来たところを中心に、
粉瘤が出来ていないかどうか、
定期的に確認する必要があります。
もし、粉瘤らしきものが見つかった場合には、
少しでも早く病院で診察を受け、
治療を開始することが大切です。
と言うのも、実は粉瘤を予防する
明確な方法は、今現在見つかっていないのです。
強いて言うならば、代謝が良くなるように
適度な運動をしたり、常日頃から
ストレスをためないことですね。
この二つが粉瘤の予防に繋がります。
しかしいくら心がけていても、
出来る時には出来てしまうので、
炎症を起こす前に病院で治療を
開始するようにしましょう。
また、毎日のお風呂で、耳の後ろや背中、
顔や脇の下など、粉瘤が出来やすい場所を
丁寧に洗っておくことも大切ですよ。
このように、粉瘤が顔に出来た時には
「くりぬき法」
と呼ばれる手術法で治療を行っていきます。
顔だけに手術を拒む人もいるかもしれませんが、
粉瘤は、自然治癒が難しいため、
外科的処置で治療を行うことが
完治させる近道だと考えて下さい。
何度も繰り返し粉瘤が再発することで、
大きさも大きくなってしまいます。
粉瘤が２ｃｍ以下の小さいうちに
手術を行えば、その費用も５０００円前後と、
比較的安価で済みますし、
傷跡も年月と共にさほど気にならない
ぐらいまで薄くなっていきます。
少しでも顔にしこりのようなものを見つけたら、
早めに病院を受診すると良いですね。