粉瘤が胸の谷間にできた時とは？
ここでは、「粉瘤が胸の谷間にできた時」
についてお話します。
粉瘤は、皮膚にできる良性の腫瘍です。
それ自体は痛みなどはありませんが、
放置をすると徐々に大きくなっていきます。
そして、摩擦などの影響で炎症や感染を
起こすと、赤く腫れ上がり
痛みを伴うようになります。
この粉瘤は、皮膚のどこにでも
できる可能性があるものです。
胸の谷間に粉瘤らしきものが
できてしまった場合は、
女性にしてみれば恥ずかしいし
病院をためらってしまいますよね。
治療を受けるにしろ、
場所が場所だけに不安が
大きいのではないでしょうか？
そこで今回は、粉瘤が
胸の谷間にできた場合について紹介します。
粉瘤とは
粉瘤は、大概が表皮毛穴程度の穴があり、
皮膚の中に袋状の構造物ができています。
分かりやすくいうと、目に見えている皮膚が、
皮膚の中で広がっている状態です。
この粉瘤の袋は、皮膚と
同じように垢も落ちれば皮脂も出ています。
目に見えている皮膚は、
体を洗えば皮脂が流れるし、
垢も体外に落ちていきます。
しかし、粉瘤の場合はそれらの
老廃物が外に出て行く場所がないのです。
そもため、老廃物が袋の中に溜まっていき、
どんどん大きくなるのです。
袋の中は身体を洗っていないのと同じ状態です。
汚れが溜まり雑菌が入ると、
炎症を起こしてしまいます。
雑菌も繁殖しやすく、
垢や皮脂を腐らせて悪臭を放ちます。
また、袋の中に溜まりすぎると、
皮膚に空いている毛穴の様な
穴から飛び出す事もあります。
体外に飛び出すと、自分だけでなく
周りにもわかるほどの悪臭を放ちます。
体内方向に破れた場合は、
大変な事になりかねないので注意が必要です。
胸の谷間にできる原因
粉瘤の原因は、まだはっきりと
解明されていないのが現状です。
ストレスや抵抗力が落ちた時に
できやすかったり、下着などの摩擦が
多い場所にできやすかったりと言われています。
女性の場合、誰でも
ブラジャーを着用しますよね。
そのブラジャーのサイズが合っていない
などが原因で、谷間に粉瘤が
出来てしまう事があるのです。
特に、ブラジャーのワイヤーが
当たって痛む場合は注意が必要です。
ワイヤーが当たらないものに変えるか、
ワイヤーで締め付けられない
種類のものに変えることをお勧めします。
胸の谷間の粉瘤の手術
胸の谷間にせきた粉瘤を完治させるには、
粉瘤の袋を摘出しなければいけません。
そのため、一般的には手術を勧められます。
胸の手術なので、
「何か危険な事があるのでは？」
と不安になるかもしれません。
確かに胸の谷間という部分は、
難しい場所ではあります。
しかし、手術をしたからと言って、
どこかに障害が残るという事はありません。
むしろ、放置をして粉瘤が大きくなったり
炎症を起こしたりしてしまうと、
手術の傷が大きくなってしまいます。
なるべく傷跡を残さないように
治療してくれる病院があるので、
探してみると良いでしょう。
また、放置をして巨大化してしまうと
稀にガン化する事もあるようです。
早めに手術を受けて治療を行いましょう。
このように、胸の谷間にできる粉瘤は
原因や治療法があるのです。
小さいから、
服で隠れるからと放置しては危険です。
胸元に大きな傷跡が残ると悲しいもの。
出来るだけ早く、
摘出する手術を受けて下さいね！