粉瘤の大きさは変わるの?

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ここでは、「粉瘤の大きさは変わるのか」
についてお話します。

 

粉瘤は身体のどこにでもできる
可能性のある良性腫瘍ですが、
炎症を起こさなければ特に痛みも無いため、

 

「ただのできものでしょ…」

 

と放置してしまう人も多くいます。

 

しかし病院へ行こうにも、粉瘤のできた位置が
特に目立つ場所ではない場合や
そんなに粉瘤が大きくない場合、

 

困った症状が無い場合などは、
いまいち受診のタイミングがよくわからない…

 

ということもあるかと思います。

 

粉瘤はいったいどのタイミングで
治療する必要があるのか?

 

「そもそも粉瘤って放置するとどうなるの?」

 

「大きさはどこまで大きく成長するの?」

 

今回は粉瘤に関する、そんないくつかの
気になる疑問についてお答えしたいと思います。

 

粉瘤の大きさは変わるのか?

 

粉瘤は皮膚の中に袋状のものが発生して
そこに皮脂や角質といった
老廃物が溜まってしまったものです。

 

身体の様々な場所に発生する
可能性がありますが、特に顔や臀部、

 

背中などの汗腺が多い部分に
生じやすい傾向があります。

 

小さいものでは数ミリ程度ですので
ほとんどニキビと見分けがつきません。

 

ただ大きくなると
10センチを超えるものもあります。

 

大きく盛り上がって中心には
黒い開口部がみられるのが特徴です。

 

潰すと膿状のドロっとした
内容物がでてきて異臭を放ちます。

 

基本的に痛みは無い場合が多いですが、
炎症を起こすと化膿して
痛みが発生することもあります。

 

放置するとどうなるの?

 

実は粉瘤はニキビなどと違って
自然治癒することがありません。

 

潰して中の老廃物を出したとしても、
袋はそのままですので
また時間が経つと何度も再発します。

 

自然治癒しませんので放置しておいたら
ずっとそのままか、さらに大きく
なっていく可能性があります。

 

ただ人によっては何十年も大きさが
変わらないというケースもありますので、
放置したらどのような経過を辿るか?

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については人それぞれになります。

 

しかし注意しなければならないのが、
感染による炎症です。

 

粉瘤の開口部からまれに細菌が入り込み、
炎症を起こしてしまうことがあり、
腫れ上がって酷い痛みを生じさせます。

 

そうなると早急に医療機関を
受診する必要があります。

 

手術が必要なタイミングは?

 

粉瘤の治療方法は基本的には手術です。

 

手術方法はいくつかありますが、
完治させるにはとにかく粉瘤を
袋ごと取り去らなければなりません。

 

手術自体は短時間で行なえる
簡単な日帰り手術となります。

 

粉瘤は良性腫瘍で特に命に
関わるものではありませんが
手術を受けるタイミングがわかりにくく、

 

大きくなって見た目の問題が生じた場合や、
感染を起こして炎症が発生してから
初めて病院を受診する人も多いようです。

 

しかしこうなると、手術の難易度も上がり
傷跡も広範囲になるため
患者の負担も大きくなります。

 

特に炎症が発生してからの手術は、
一度切開して排膿を行ない
炎症がおさまったら再切除…

 

といった流れになる場合があり、
手間がかかります。

 

したがって本来治療に最適なタイミングは
粉瘤を発見した時点となります。

 

なるべく小さな段階で、尚且つ炎症が
起こっていない状態がベストです。

 

病院では1センチを超えないものは
経過観察になる場合も多くなりますが、
希望すれば手術で取り去ることもできます。

 

発生した場所や大きさ、
患者のライフスタイルにもよりますので、

 

粉瘤の治療については医師と
納得いくまできちんと話し合ってくださいね。

 

・・・というわけで、
あなたもこのカテゴリーの記事を読んで

 

粉瘤の「症状」関係
について、学習して下さいね!

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