粉瘤手術の費用で生命保険は給付されるの?

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ここでは、「粉瘤手術の費用で生命保険は給付されるのか」
についてお話します。

 

粉瘤の治療には手術が
必要となる場合があります。

 

粉瘤は皮下組織に袋状のものが発生して、
内部に皮脂や角質などといった
老廃物が溜まってしまったものです。

 

完治させるには、手術で
この袋ごと摘出しなければなりません。

 

方法は「小切開摘出術」や「くりぬき法」
などがありますが、どちらも基本的には

 

部分麻酔で行なうことができて
入院の必要もない簡単なものです。

 

ただ急に手術となると、
その費用について気になりますよね。

 

粉瘤の手術っていくらくらいかかるのか?

 

生命保険に加入している場合、
使えるのかどうか?

 

今回はちょっと人に聞きにくい
お金の疑問についてまとめましたので、
参考にしてくださいね!

 

粉瘤摘出手術の点数

 

粉瘤の手術費用は診療報酬点数
によって決まります。

 

さらに点数については粉瘤の大きさ、
そしてできた場所によって分類されます。

 

できた場所は「露出部」と
「露出部以外」に分かれます。

 

「露出部」とは顔面を含む頭部、頚部、
手足の肘から指先、膝から足先…

 

などが該当します。

 

露出部以外はそれ以外の
部位に発生した場合をいいます。

 

粉瘤の手術は

 

「皮膚、皮下腫瘍摘出術」

 

という手術名で、以下のように
点数が決められています。

 

「皮膚、皮下腫瘍摘出術点数」露出部

 

・2センチ未満、1660点
・2センチ以上4センチ未満、3670点
・4センチ以上、4360点

 

「皮膚、皮下腫瘍摘出術点数」露出部以外

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・3センチ未満、1280点
・3センチ以上6センチ未満、3230点
・6センチ以上4160点

 

1点は10円ですので、手術費用は
これを10倍したものです。

 

したがって3割負担の場合は手術点数を
3倍したものが実際の
自己負担額となります。

 

生命保険は使えるのか?

 

生命保険に加入している場合には、
粉瘤の手術が保障の
対象かどうかも気になります。

 

まず入院給付金と手術給付金に
関してですが、粉瘤の手術は
ほとんどの場合簡単な

 

日帰り手術になりますので
入院給付金が出る可能性は
極めて低くなります。

 

ただしまれに大きな粉瘤などで
入院が必要なほど大掛かりな手術が
必要なケースもあります。

 

その場合は入院日数により給付金が
支払われることもありますから
よく確認してください。

 

一方、手術給付金に関しては
入院給付金よりは支払われる
可能性が高くなります。

 

ただ保険会社によって
支払い要件は様々で、手術名が

 

該当するかどうか、診療報酬点数が
保険会社の定める基準以上かどうか…

 

などを満たしていないと
対象とならないこともあります。

 

約款をきちんと確認するか、
直接保険会社に問い合わせしてみましょう。

 

粉瘤の手術は各保険会社によって、
また同じ保険会社の中でも

 

保険商品によって保障されるかどうかが
異なりますので詳しくはご加入の
保険会社に確認してみる必要があります。

 

粉瘤は誰にでもできる可能性がありますから、
これから生命保険に加入する場合は

 

保障の対象となっているかどうかを
選ぶポイントにしても良いですね。

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