粉瘤手術後風呂はいつから入れるの?

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ここでは、「粉瘤手術後風呂はいつから入れるのか」
についてお話します。

 

粉瘤は、皮膚にできる良性の腫瘍の一つです。

 

ニキビなどと違って、
その芯を潰しても治る事はありません。

 

粉瘤の根治を希望するのであれば、
摘出手術を受けるしかないのです。

 

しかし、手術を受けるとなると
その後のお風呂はいつから入れるのか、
気になりますよね。

 

特に夏の暑い時期は、
すぐにでも入りたいはずです。

 

そこで今回は、
粉瘤の手術とお風呂について紹介します。

 

粉瘤の手術後の入浴

 

粉瘤の手術は、その大きさや
状況によって手術の方法が変わってきます。

 

しかし、どの手術法だとしても、
手術当日の入浴やシャワーはしてはいけません。

 

理由としては、

 

・手術によってできた傷から出血を防ぐため

 

・傷口が開いたままの事が多く、
 感染しやすいのでその予防のため

 

などが挙げられます。

 

手術の翌日からは、
傷口の状態などもありますが、
シャワー浴がOKとなる事が大半です。

 

入浴は、傷が閉じていないままお湯に
長時間入ることになり、
傷への感染のリスクが高まってしまいます。

 

そのため、傷自体が綺麗に
治るまではシャワー浴のみにしましょう。

 

シャワー浴では、
石鹸で傷を洗って大丈夫です。

 

もし縫合はしていない小さな傷の場合でも、
傷自体が綺麗に治るまでは
シャワー浴にした方が良いです。

 

縫合した場合は、抜糸するまでは
シャワー浴にしておきましょう。

 

抜糸が終われば、入浴しても大丈夫です。

 

手術後の痛みや膨らみ

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手術の際には、前もって
部分麻酔を粉瘤の部分に注射します。

 

その麻酔は手術の間だけ効果があるので、
当然手術後には傷の痛みが少し出てきます。

 

ただし、術後の痛みは強くなく、
我慢できる程度のものが一般的です。

 

その痛みも、
1日程度で痛みも治まってくるでしょう。

 

また粉瘤の手術では、皮膚の中の
粉瘤の袋ごと全部を除去します。

 

そのため、その中にまた何かデキモノが
でき、シコリが残るといった心配はありません。

 

ただし、傷というのは治っていく過程で
表面が多少盛り上がったような
膨らみが出る事があります。

 

それは、傷が治ってきけ綺麗に
改善されるのですが、体質によっては
盛り上がりすぎるケースもあります。

 

その場合は、傷に触れるとしこりが
あるように感じるかもしれません。

 

特に問題はないのですが、
もし心配な場合は受診をして
確認するようにしましょう。

 

手術後の腫れ

 

手術後に腫れるかどうかは、
お風呂を入る際にも気になる所ですよね。

 

手術後は、問題なく手術が行われた
場合には、術後に一瞬だけ
腫れが出ることがあります。

 

しかし、その腫れに伴って皮膚の赤みや
痛みが出てこなければ、問題はありません。

 

もし手術前にも腫れておらず、
手術後に腫れてきて痛みや

 

皮膚の赤みが出てきた場合は、
炎症を起こしている可能性があります。

 

手術後の傷に、赤みや腫れ、熱感、
痛みがある場合は、傷が細菌感染を
起こしている可能性もあります。

 

このような場合には、
早めに医療機関を受診するようにしましょうね。

 

このように、粉瘤の手術後のお風呂は、
抜糸が終わるまでは避けるべきなのです。

 

傷口が塞がっていない状態での入浴は危険です。

 

手術後翌日から、シャワー浴は大丈夫
とされているのでシャワーで我慢してくださいね!

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