粉瘤手術の料金や値段とは?

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ここでは、「粉瘤手術の料金や値段」
についてお話します。

 

粉瘤は比較的小さなものや
目立たない場所に発生したものなどは
しばらく様子をみることもありますが、

 

顔や首などにできてしまった場合や
日常生活に支障をきたすほど

 

大きな粉瘤が生じた場合には
すぐに手術を勧められることがあります。

 

基本的に粉瘤は自然治癒
することがありませんので、

 

どんな小さなものでも
完治させるには手術が必要です。

 

しかし手術となるときっと
様々な不安を感じてしまいますよね。

 

「どのくらいの料金が発生するの?」

 

「保険は適用されるの?」

 

「そもそも手術ってどんなことをするのか、
また方法によって値段が違うのか…?」

 

今回はそんな様々な疑問に対する答えを
まとめましたので、少しでも不安を
解消するために役立ててくださいね!

 

粉瘤の手術ってどんなことをするの?

 

粉瘤の手術を受けるには、
皮膚科もしくは形成外科を
受診してください。

 

手術をしないと完治しないというのは、
粉瘤の構造上の理由によります。

 

粉瘤は身体のどこにでもできる
可能性のある良性腫瘍です。

 

したがって命に関わるもの
ではありませんが、

 

放っておいても自然治癒
するものではありません。

 

粉瘤は皮膚の表面のすぐ下に
袋状の嚢胞というものが発生して、

 

中に皮脂や角質などといった
老廃物が溜まってできたものです。

 

基本的には症状がないものですが、
時間がたつと徐々に大きくなりますし

 

細菌が入り込んで炎症を起こすと
強い痛みを引き起こしてしまいます。

 

したがって小さなものはしばらく
様子をみることもありますが、

 

悪化する前に治療をするのが
望ましいとされています。

 

たとえ中身の老廃物を
取り出したとしても、袋状の

 

嚢胞を取り除かないと何度でも
再発してしまいますので、

 

完治させるには手術で
袋ごと取り去る必要があるのです。

 

手術は主に「小切開摘出術」と
「くりぬき法」という
二通りの方法が行なわれてます。

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「小切開摘出術」

 

は粉瘤を小さく切開して
中身を摘出する方法です。

 

レモン型に切開して、ピンセットで
嚢胞ごと引っ張り出し、縫合します。

 

「くりぬき法」

 

は専用の穴あけパンチのような器具で
粉瘤に穴を開けて中身を絞り出します。

 

その後に嚢胞を引っ張り出します。

 

どちらも手術時間は
15分〜30分程度で、
部分麻酔をかけて行ないます。

 

小切開摘出術の方が傷が
塞がるまでの時間は短く、

 

一週間程度となりますが
縫合した跡はしばらく残ります。

 

くりぬき法は縫合しなかった場合は
傷が塞がるまで2、3週間

 

かかることもありますが、
傷跡が比較的目立たない特徴があります。

 

手術方法については、粉瘤の発生した
場所や大きさによって
選択できる方法が異なります。

 

詳しくは、医師とよく話し合いましょう。

 

手術に必要な料金は?保険はきく?

 

粉瘤腫 手術 費用

 

でもお話したように、

 

粉瘤の手術の値段が決まる基準は、
大きさとできた場所によります。

 

できた場所については、
露出しているか露出していないかの
二つに分類されます。

 

露出している部分とは、
顔面を含む頭部、頚部、両手足の肘から
指先、膝から足の指先までをいいます。

 

それ以外の部分に発生した場合は
露出していない部分に分類されます。

 

どちらの手術方法を選択したとしても、
料金はだいたい小さくて
露出していない部分で

 

5000円程度で、
大きく露出している部分では
15000円程度になります。

 

上記は健康保険が適応されて
3割負担の場合です。

 

いずれも手術料のみですので、
実際はこれに局所麻酔代、軟膏代、

 

薬代、病理検査代などがプラスされて
1万〜2万円前後になることが多いです。

 

費用について詳しく知りたい場合は、
あらかじめ病院の会計窓口で
概算を出してもらいましょう。

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