粉瘤が脇の下にできた時とは？
ここでは、「粉瘤が脇の下にできた時」
についてお話します。
脇の下にできた粉瘤は痛い？
それとも痛くない？
脇の下にできたしこりのようなもの、
それが粉瘤かどうかを見極めるには
痛みの有無で見極めが可能です。
そこで今回は、脇の下に
できた粉瘤についてまとめてみました。
脇の下にできたしこりの見極め方は？
脇の下にしこりのようなものができたら、
女性なら特に「乳癌」を思い浮かべるでしょう。
乳癌は、それぐらい脇の下に
しこりができやすい病気でもあるんですね。
しかし、実は粉瘤も脇の下に
できやすい病気でもあります。
粉瘤の場合は通常であれば痛みもなく、
炎症を起こし始めた時に
赤く腫れあがって痛みが出始めます。
また、しこりの中央部分に黒い点の
ようなものが見えますので、
じっくりと観察してみるとわかりやすいですね。
なお脇の下に痛みやかゆみを感じる場合には、
毛嚢炎や帯状疱疹などの
病気の可能性があります。
いずれにしても、
脇の下にできたしこりやできものに
気が付いた時点で、病院で診察を
受けておくと安心ですね。
脇の下にできた粉瘤って痛い？
それとも痛くない？
脇の下は、実は
粉瘤ができやすい場所でもあります。
また、汗をかきやすい場所でもあることから、
粉瘤ができると炎症を起こしやすい
場所でもあるんですね。
粉瘤の特徴のひとつに、
普段は痛みが無いけれど炎症を起こし始めると
痛みを伴い始めるといった症状があります。
特に脇の下は衣服との摩擦だったり
汗をかきやすいこともあって、
炎症が進むのが早い場所でもあります。
炎症が進むにつれてとても耐えがたい
激痛を伴い始めるため、
脇の下にできた粉瘤は、
なるべくなら炎症を起こす前に治療を
開始するのが望ましいのです。
しかし粉瘤は良性腫瘍ですし、
通常は痛みが無いことから、
激痛を伴い始めるまでそのまま
放置してしまう人がほとんどです。
何の病気にしても
「早期発見＆早期治療」
が治療の第一歩です。
良性腫瘍だと思って甘く考えず、
少しでも早く治療に踏み切るようにしましょう。
なお、粉瘤の治療法については
「粉瘤 お腹」
でもお話させて頂きましたが、
根治させるためには手術による
外科的治療以外にあり得ません。
「手術」と聞けば大掛かりな治療になると
思われがちですが、粉瘤の摘出手術は
とても簡単な手術ですので大きさが
小さいうちに行えば、時間も短く
術後の傷跡も小さくて済むのです。
ですので、放置し続けることなく、
少しでも早く治療を
開始することをオススメします。
このように、脇の下に粉瘤ができると
普段は痛みが無かったとしても、
ひとたび炎症を起こし始めると
すぐに激痛へと変わっていきます。
粉瘤は皮膚なら全身のどこにでも
できる病気ではありますが、
中でも特に脇の下にできた粉瘤は、
炎症が進むのが早い傾向にあります。
炎症が進むにつれてズキズキとした
耐え難い激痛が出始めますので、
少しでも早く病院で治療を
開始するようにしましょう。
なお、粉瘤の治療は皮膚科や
形成外科などで簡単に行うことができます。
「粉瘤かも？」
と思うようなできものができた時は、
まずは皮膚科で診てもらうと良いと言えます。