粉瘤の膿出しをする方法とは?

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ここでは、「粉瘤の膿出しをする方法」
についてお話します。

 

粉瘤は放っておくと化膿して強い
痛みがあらわれることがあります。

 

このような状態を

 

「炎症性粉瘤」

 

といいますが、症状がでてくると
夜も眠れないほど
つらい思いをすることも…。

 

対処法としてはまずパンパンに
溜まった膿を排出して
炎症を治さなくてはなりません。

 

できれば早急に病院を受診して
治療を行なうのが望ましいですが、

 

すぐに病院へ行くことが出来ずに
とりあえず自分で応急処置する
ことはできないものか…?

 

と悩んでいる人もいることでしょう。

 

今回は炎症性粉瘤が化膿を起こして
腫れている場合に、病院で行う

 

治療方法や自分でできる
応急処置法を紹介したいと思います。

 

ただし、

 

粉瘤 袋 自分で

 

でも解説していますが、
できる限り専門の病院を

 

受診して正しい対処法を
心掛けるようにしましょう。

 

病院で処置する場合

 

炎症性粉瘤は可能な限り病院へ
行って処置してもらってください。

 

診療科は皮膚科や形成外科で
みてもらうことができます。

 

粉瘤は皮膚の下に袋状の構造物が
できて中に皮脂や角質などの老廃物が
溜まってしまったものですが、

 

細菌感染を起こすと炎症を
起こして化膿してしまいます。

 

粉瘤を完治させるには手術によって
中身の老廃物だけでなく袋状のものを

 

摘出しないと何度でも
再発してしまうのですが、

 

実は炎症を起こしている粉瘤は
袋が脆く破れやすいため
手術を行なうことができません。

 

したがって炎症性粉瘤の場合は
まず炎症を抑えるための
治療が優先されます。

 

膿が溜まっている場合、
初期であれば抗生物質を服用して
化膿や炎症が治まるのを待ちます。

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ただ症状が酷い場合や大量に
膿が溜まっている場合には
抗生物質だけでは対処できませんので、

 

「切開排膿術」

 

という簡単な処置をすることがあります。

 

少しだけ切開して
中身の膿を排出しますが、

 

酷い場合は時間をあけて
何度か施すこともあります。

 

炎症が治まれば、その後で改めて
根治させるための手術を
行なうかどうか検討します。

 

自分で処置する場合

 

忙しい日常の中ではなかなか
病院へ行くことができない…

 

ということもあります。

 

それでも膿がパンパンに
溜まってしまった粉瘤は痛みも酷く、
とてもつらいですよね。

 

そんなときあくまでも応急処置ですが、
自分で膿出しをする方法もあります。

 

「たこの吸出し」

 

という市販薬を使用する方法ですが、
この軟膏を患部に塗ると皮膚の表面が

 

柔らかくなるので膿が排出
されやすくなるというものです。

 

ただし粉瘤全体に塗り込んだり、
周辺の皮膚まで広範囲に塗ると

 

皮膚全体がベロベロに
剥けてしまうことがあるので、

 

あくまでも粉瘤の中心部分にある
開口部付近にのみ
塗るようにしてください。

 

効果があらわれる期間は個人差があり、
すぐに皮膚が開いて

 

排膿される人もいれば、
二週間程度かかる人もいます。

 

膿出しをした後は消毒をして、
オロナインなどの抗菌作用のある
軟膏を塗り込んでください。

 

ただ、粉瘤を自分で膿出しするような
行為は炎症を悪化させたり、
傷跡が大きくなるなどのリスクがあります。

 

なるべく病院を受診して下さいね!

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