粉瘤にオロナインが効くの?

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ここでは、「粉瘤にオロナインが効くのか」
についてお話します。

 

粉瘤は身体の至るところに
発生する可能性があり、

 

放っておくと炎症を起こして
悪化してしまうことがあります。

 

本来はそうなる前に病院へ
行くことが望ましいのですが、

 

なかなか忙しい日常の中では
難しいこともありますよね。

 

なんとか自力で応急処置できる
方法はないものか?

 

と気になるところですが、
そんなときに便利なのが

 

「オロナイン」

 

です。

 

昔からどこの家庭にも必ずある
お馴染みの常備薬ですが、
実は粉瘤にも効果があるんです。

 

今回はオロナインの活用方法と、
正しい粉瘤の対処法について
紹介しますね。

 

粉瘤にはオロナインが効く?

 

粉瘤は良性腫瘍で、
身体中どこにでもできます。

 

皮膚の下に袋状の嚢胞と呼ばれる
構造物が発生して、中に皮脂や

 

角質などといった老廃物がどんどん溜まり、
しこりを形成したものです。

 

表面から見るとドーム状に膨らんでおり、
真ん中には黒い点が見えるのが特徴です。

 

この黒い点はヘソと呼ばれる開口部で、
皮膚の表面と嚢胞の中身を繋いでいます。

 

粉瘤は最初は小さく特に痛みなどの
症状もありませんが、放っておくと
次第に大きく成長して、

 

開口部から細菌が入り込んで
炎症を起こしてしまうことがあります。

 

これを炎症性粉瘤といいますが、
発症すると酷い痛みが引き起こされて
腫れたり膿んだりします。

 

オロナインはこのような症状の
応急処置として最適です。

 

オロナインといえばニキビやおできなどに
効果があるという話はよく聞きますが、

 

なぜかというと
殺菌作用があるからなんです。

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したがって炎症を起こした粉瘤の
応急処置にも効果的で、

 

毎日塗ると次第に膿が外側に
溜まっていきます。

 

ある時を境にパンパンに膨らんだ
粉瘤が破裂しますので、

 

そうしたら消毒してオロナインを
塗り込み、絆創膏を貼ります。

 

毎日絆創膏を外してオロナインを塗り、
また新しい絆創膏を貼ります。

 

すると徐々に傷跡も落ち着き、
痛みや腫れもひいて、

 

人によってはしばらく
再発しないこともあります。

 

正しい対処法について

 

とりあえずオロナインを塗って
症状が落ち着いた場合でも
粉瘤が完治したわけではありません。

 

粉瘤は袋状の嚢胞が少しでも
残っていたら何度でも
再発してしまうからです。

 

したがってそのまま放置したら
また炎症を起こしてつらい思いをして、
潰して、また再発して…

 

の繰り返しになってしまいますので
出来るだけ早いうちに皮膚科や
形成外科を受診しましょう。

 

完全に治すには最終的に手術が必要です。

 

方法は小さく切開して嚢胞ごと取り除く

 

「小切開摘出術」

 

と専用のメスで穴を開けて中身を絞り出し、
袋も引っぱり出す

 

「くりぬき法」

 

があります。

 

どちらも局所麻酔をかけて30分ほどで
終わる簡単な日帰り手術になります。

 

ただ、炎症を起こしたことのある
粉瘤の手術は時間がかかったり、

 

炎症が治まるまでしばらく手術が
できなかったりすることがあるので、

 

もしも粉瘤を発見したら出来る限り
早く病院へ行きましょう。

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