粉瘤手術後に出血する時とは?

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ここでは、「粉瘤手術後に出血する時」
についてお話します。

 

粉瘤は、皮膚にできる良性の腫瘍です。

 

良性なので、それ自体が
悪さをする訳ではありません。

 

痛みがないので放置してしまいがちですが、
だんだん大きくなっていくのが特徴です。

 

そのため、一般的に
治療は摘出手術が行われます。

 

しかし、気になるのが
手術後の出血ではないでしょうか?

 

そこで今回は、粉瘤の
手術後の出血について紹介します。

 

粉瘤の手術

 

粉瘤は良性の腫瘍なので、
放置しても治るものではありません。

 

放置すると大きくなり、
傷口も大きくなるので手術をして
取り除くのであれば早い方が良いです。

 

手術を行う場合は、形成外科で行われます。

 

手術方法には、

 

・摘出術
・くり抜き法

 

の2種類があります。

 

どちらの方法であっても、
摘出する粉瘤の周囲に麻酔の注射を打ちます。

 

数カ所まんべんなく打つので、
場所によっては痛みが強い事もあります。

 

しかし、この麻酔を乗り越えれば
手術中に痛みを感じる事はありません。

 

ただし、局所麻酔なので切られている感覚や
引っ張られている感覚などはあります。

 

そして、大抵が30分前後で手術は終了します。

 

手術後の注意点

 

手術後は、縫合されるなどするので
傷口からの出血はありませんが、
出血の可能性はあります。

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手術後の注意点としては、

 

・術後2日間は傷口を濡らさない

 

・3日目からシャワーは可能ですが、
 傷口はこすらない

 

・傷口を浴槽につけるのは、抜糸後から可能

 

・消毒や軟膏は、1日2〜3回塗る

 

・術後2〜3日間は出血の恐れがあるので、
 消毒や軟膏を塗ったガーゼを当てる

 

・その後出血が無ければ、絆創膏に切り替える

 

・顔の場合は、絆創膏は貼らずに
 消毒、軟膏だけでも良い

 

・傷口に負担がかかる動作は避ける
 (運動は抜糸後にする)

 

・アルコールは血が出やすくなるので
 1週間避ける

 

・喫煙は傷が治りにくくなるので1週間避ける

 

・化粧は傷口を避けて使用する

 

などが挙げられます。

 

術後2〜3日は出血の恐れがあるので、
対処が必要なのです。

 

手術後の出血

 

手術後出血してしまう原因としては、
日常生活でどうしても動かしてしまう
部分だと出血する事があります。

 

具体的には、足の付け根辺りの
粉瘤の術後の場合などです。

 

日常生活で動かさない訳にはいかないと、
傷口がくっつくのに時間がかかってしまうのです。

 

抜糸までの期間が長引いてしまう事があります。

 

そのため、抜糸まで出血が続き
傷の周辺に内出血ができる事もあるのです。

 

このように、粉瘤の手術後の
出血はあり得る事なのです。

 

きちんと2〜3日は消毒や軟膏を塗って、
ガーゼを当てておくようにしましょうね!

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